楽天より、来年5月より「楽天あんしんメルアドサービス」という、消費者のメールアドレス隠匿サービスを導入する旨知らせがあった。技術的には別段難しいものではなくて、ネットワーク的に言えばNAT変換というかPROXYみたいなものなのかなと。

例えば

info@syoujiki.com
-> RMS-MAIL-PROXY
-> xyz000999-557783xyza@xyz.rakuten.co.jp

こんな感じで、消費者のメールアドレスは店舗側に知らされなくなる。もちろん連絡は楽天から生成されたメールアドレス宛に送ると、ここで仮に呼ぶRMS-MAIL-PROXYが正規のメールアドレスに変換してくれるという仕組みだ。

この仕組みが実現すれば、消費者としては、メールアドレスを店舗側に知られないというメリットがあり、少しでもスパム防止にも役立つのではないかと考えられるし大きく期待したい。

では店舗側にはメリットは無いのだろうか?一番のメリットとしては個人情報の管理が楽になることである。知りうるメールアドレスはあくまでも楽天が中継するための仮のメールアドレスなのだから。

しかしそれ以上に期待している事があったりする。それはケータイメールアドレスへの不達(ケータイキャリアでのフィルタリング)問題を解消してくれるのではないかという期待だ。現実問題、ケータイメールで注文をしてくるお客さんがいらっしゃるのだが、弊社のラケットプラザからメールを 送っても届かないというお客さんがいらっしゃる。どうやらその原因はケータイメールのフィルタリング設定で拒否されているからだ。楽天のドメインなら受信できるだろうが、店舗のメールアドレスを意識して許可している消費者は少ないと思われる。

ケータイキャリアのメールサーバにRejectされてエラーメールが戻ってくる分にはまだ対応のしかたもあるのだが、Dropしてエラーレスポンスが無い場合は、店舗側としては届いたものとして扱うのが当然だ。しかし消費者側としては、一向に連絡が来ないからとイライラしたり、不満を持って「おたくの店どないなっとんねん!もうキャンセルや!」てなことになることもあるのだ。

ケータイからの注文に対しては現状は本当に不便なことが多く、その点がクリアになるんじゃないかと期待している。サービス名からしても楽天にとってみれば、消費者向けへの安心アピールサービスだが、店舗側にもメリットがあった方がいいに決まっている。

2月頃に詳細がリリースされるらしいので期待しつつ待ちたい。