話の流れ上、自宅の話から持ち出しますが、ウチは2階に電話線の引き込み口があり、そこにADSLモデム・ルーター(IP電話対応)を設置しております。一昔前はWEPの無線LAN対応なルーターを使っていたのですが、無線LAN(WEB)は危ないってことで使うのを止めて、長いLANケーブルを階段の端を這わせて一階の部屋まで伸ばしています。そこでスイッチングHUB受け。

これがどうもスマートでは無くて、過去に何度も無線リピーターをLinuxで作ろうと思い無線LANカードと古いノートPC2台は確保したのですが、肝心の時間がなくて結局くみ上げることが出来ずに時間だけが過ぎてます。

話は職場にうつります。無線LANの便利さを知るとやっぱり便利なもんは便利だってことで、離れた所ででもLANを使いたいって話が持ち上がってきました。そう、私が自宅で数年前にやろうとしていたリピーターです。いいかげんそういう製品が有ってもいいだろうと思って調べてみたら、WDS(Wireless Distribution System)という言葉が出てきました。

職場での最もわかりやすい用途は、ビルの本館と別館でケーブルを引くことが出来ない->ビル間は無線で・・というLAN間接続のシチュエーションでしょう。実際過去にはそういう業務用の製品が非常に高価ですが有ったと記憶しています。(コレガの説明図が非常にわかりやすい)


corega CG-WLAP54AGcorega CG-WLAP54AG
発売日:2004-04-30
おすすめ度:3.0
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WDS対応の製品はBUFFALOでも多く出ている様ですし、徐々に家庭でもそういうニーズが増えてきたんじゃないかと思う次第です。それはおそら く一家庭で使われるPCが1台や2台では無くなって来たという事もあるでしょうし、小さなオフィスなどでも少し離れたところで同一LANとして使用したい (だけどケーブルは敷設できない)というニーズが増えてきたせいだと思います。

ここで一昔前だとPLCが候補として上がってきたと思いますが、PLCは屋内電線の系統によって性能差が激しいのでほとんど普及していないのが実情です。実際私の知人宅も2階のネットワークが遅いというので調べてみたところPLCで構築されており、結局無線LANに変更しました。

WDSの構成は、当然ながら親側と子側にそれぞれの装置が要るので、2台必要になります。ようするに機器代は2倍必要です。WDSに特化した安価な製品があっても良さそうに思うのですがなかなかありません。近い製品を一つ見つけました。


BUFFALO IEEE802.11g 無線LAN AirStation ブリッジモデル WLA2-G54CBUFFALO IEEE802.11g 無線LAN AirStation ブリッジモデル WLA2-G54C
販売元:バッファロー
発売日:2004-11-30
おすすめ度:4.5
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ブリッジモデルなので比較的安価です。これはええやん!と思ったのですが落とし穴がありました。WDS接続時はWEPでしか機能しないとかかれています。発売時期からして仕方ないのかも知れませんが、逆に言えばBUFFALO製品でWEPより高度な暗号化でWDS接続出来る機種は限られています。選ぶ際には注意しましょう。(参考:BUF121

ってことで上位機種を購入しないと安全なWDS接続は出来ない様です。それぞれの電波の送信出力を絞って家庭内でギリギリ収まる様にするとかすれば、まだ使うことは可能かも知れませんがやっぱり不安は残ります。WEPは既に使えない暗号方式ですからね。余程広い敷地の家かビル内で電波が必要以上に漏れていかない環境でしか使えないと思います。

やっぱり便利な物には金が必要ってことですね・・我が家の場合は当分ケーブル這わしておくか。それが一番金かからず安心。もちろん企業の場合は投資に見合うメリットがあるのであれば惜しまず設備投資しましょう。業務効率が上がれば自ずと設備投資の分元取れます。