GroupSession の最新バージョンV3.1.0がリリースされたそうだ。今回の目玉はインフォメーション機能と、プラグイン毎に使用権限を設定出来るようになったことだろう。人数が多かったり部署が分かれている組織においてはこれは待望のバージョンアップである。

しかし残念ながら職場のGroupSessionはVer.2系で使用している。理由はVer.3系で見た目がかなり変わってしまったことにある。職場のスタッフ全てPCに慣れている訳では無いので、見た目(UI)が変更になるとかなり戸惑ってしまうからである。故にVer.3系の機能が魅力的でも追従できないのである。

多人数で使用するソフトウェアの開発においては、UIリニューアルで目新しさをウリにするよりも、内容(機能や操作性)を充実させることが重要だと私は職場のシステムを管理している立場から痛感している。複数拠点がある、スタッフ全員を揃えてレクチャする機会を取るのが困難なのだ。

もちろん個人利用のアプリについてはこの限りではない。新しい機能を使いたい人だけバージョンアップして新鮮なUIに慣れれば良いのだ。だけど大人数で使うグループウェアはこの限りではないと開発者は理解しておく必要があると思う。

回避方法としては、いわゆる「スキン」によって見た目をほとんど変更しない「レガシーモード」で使用出来るなどの、UI面でのバージョン互換を実装することだ。これなら好きなだけ新しいデザインでやってもらっても構わない。

GroupSessionは好きなグループウェアだったけど、残念ながら使う人の関係でバージョンアップに追従出来ないので、旧バージョンのまま、不便なところを抱えたまま使うしかなさそうだ。グループウェアは大勢で使うソフトウェアである。これは重要なポイントだと私は思っているので安易にUIを変更すべきではないと思う。