私のVISIO利用歴は非常に長いのだが、Microsoft社に買収されて以来どんどん肥大化して行くと共に、求めてない方向(機能)に進んでいった。それでも左手のショートカットとマウスの操作は、ほぼ無意識に操作する位に慣れていたので(AutoCADに近いものがある)、もっぱら図を描く時はVISIOを使っていた次第である。

ところが、WindowsもXPからVista、7へと移行して行くと、もういちいち最新版を追従して行く事が馬鹿らしくなってしまった。なぜならVISIOをそれほど必要とする仕事をしなくなったからだ。つまりツールとして投資する価値があるか?と考えた時、NOという答えが自分の中で出てしまった。

とは言うものの、挿絵等の図を描く時には何らかのドロー系ソフトウェアが欲しいものである。OpenOfficeのDrawを試した時は全く使い物にならないと感じた記憶がある。現在は当然改良されているのだろうが、私はSun買収騒動をきっかけにLibreOfficeに乗り換えた。

私がOffice系アプリに求めるものの中で結構重要なのはプリントアウトした時の結果が、画面で作業しているイメージと違わないことである。WYSIWYGという言葉は、私がモノクロMacを使っていた頃から当たり前になってしまっており、印刷結果が違うというのは致命的と考えている。

まったくもってこの価値観に合わないのがMS-Excelである。Mac版のバージョン5.0から使っているが、未だに印刷結果がズレる。WYSIWYGを未だに実現できていないのは最低である。少なくともExcel 2010でも改善されていなかった。Microsoft社はどうでもよいところを変更する癖に重要なところを改善する気が無いと思われる。

話が横道に逸れたが、PCの画面で見ながら作ったドキュメントが、印刷しても同じに出力される事は非常に重要である。特に大判の用紙(A2など)を使って図面を描くと、ミスプリントでインク、用紙共に無駄になる。こういう費用は決して安くはない。

そんな私が図を描く時に使えると感じたのが、LibreOfficeのDrawである。VISIOに比べるとUIがまだまだこなれていない為、さっさと手軽に描くには不満が残るのだが、印刷結果が編集画面どおりきっちりと得られるのは評価したい。これが無料で使用出来るアプリと考えたら評価しない方がおかしいだろう。

LibreOfficeで不満なのは、Base(データベース)位なものだ。Baseの開発にはもうちょっと頑張って欲しいものである。MS-Accessの代替には程遠い。しかしWriter、Calc、Drawは使えると私は思っている。そして何よりもこれらは、WindowsだけでなくLinuxやMacOSでも使用出来る。

※debian GNU/Linuxが標準OfficeアプリにOpenOfficeを採用しているのががっくりである。もちろん少し手をかければそっくり入れ替えられるのだが・・・