Arduino(アルドゥイーノ)というイタリア語のプロジェクトがある。このプロジェクトをとやかく説明するのは話がそれるので割愛するが、Arduinoという「ワンボード・マイコン」を使った電子工作が実に面白そうである。

Arduino-UNO-R3

このハードウェアが比較的安価に購入出来る事から、実はかなり前から気になっていた。しかしこういうモノは実際にやってみないと本当のところは分からないものなので、余裕が出来たらやってみたいなという位置づけで放置していた。

先日、プログラミングレッスン動画で定評のある「ドットインストール」が、なんとこのArduinoというハードウェアを使って、PCからプログラミングして電子素子を制御しようというレッスン動画を配信したのである。PCの画面と解説の音声に加えてハードウェアのセットアップと動画撮影。ドットインストールも新しいことにチャレンジしている。

私はこのレッスン動画を観て、Arduinoってこんなに簡単だったのか!とリアルな実感を感じ取ってしまった。本当に申し分無い程に分かりやすい動画だった。(もうちょっと応用的プログラミング・サンプルは欲しかったけどね)

Arduino入門 (全12回) - プログラミングならドットインストール

こうなると、Arduinoが欲しくて欲しくて仕方ない(w

実際のところ、最小限の投資であれば2,500円程度で済んでしまう。USBケーブルやら、発行ダイオード(LED)やら抵抗やらの電子パーツを持っているという前提だが。

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実際のところは電子パーツの配線が手軽に出来るブレッドボードやジャンパー線も欲しくなるだろうから、キットを購入するのが便利だとは思う。LEDや抵抗、圧電ブザー等がセットになったものもAmazonで販売されているが割高感はあまりなく良心的な価格設定に思える。現時点4,000円以内でフルセットのスターターキットが入手可能らしい。

Arduinoを使った電子工作とプログラミングのデモについては、上記のドットインストールのレッスン動画を観ていただくのが一番良い方法だと思えるので私がうだうだ記すのは止めておく。

さて、それではArduinoを入手したらやってみたいことを今からイメージしながら適当に記してみようかな。

  • サーミスタ(温度センサー)を使った温度計
    サーミスタがアナログ的に変化させた電圧をArduinoはデジタル値に変換する。この値はそのままでは温度ではない。そこで実際の温度計と照らしあわせて、係数を算出して温度として表示出来るようにするのがプログラミング部分である。算数が出来れば作れそうに思うが、サーミスタの特性によっては算数ではなく数学的知識が必要かも知れない。学校で習った数学を活かすのはここだな。一定温度以上になるとブザーを鳴らすなんてプログラミングも可能だろうし、気温が変化した時にピピッと音を鳴らすとかもアリだろう。
  • パルスモーターを制御する
    パルスモーター(ステッピングモーター)は指定した量だけ回転させると言う表現になるが、別の用途では指定した角度まで動かすという表現も通じるだろう。近年見られる各種ロボットはパルスモーターを制御して必要な分だけ動作させる仕組みで成り立っている。言い換えるとパルスモーターナシには成り立たないものである。Arduinoを使う事でソフトウェア的に(容易に)パルスモーターを制御出来るのが実に興味深い。単にLEDを点滅させるとか言うよりも確実に面白いに決っている。
  • 圧電ブザーから発する音を制御する
    圧電ブザーに与える電圧の周波数やパターンを変化させる事によって、低い音から高い音まで色々な音を鳴らすことが出来る。イメージとしては複雑な波形を作り出す様な感じ。いかにも電子的な音から、自然にある音を模倣した音まで作り出せる。心地良い音とか、イライラする音とか色々作れそうだ。圧電ブザーを複数使って音と音を合成させるのも想像を越える結果が得られそうで面白い。音に興味のある人には手軽ながら半永久的に遊べる課題にも思える。メロディーを演奏させることも出来るだろう。エレクトリック・ギターと組み合わせるにはどうやれば良いかなぁ?・・
  • PC用マウスのパルスを分析する
    古くなって捨てちゃう様なマウスをArduinoに接続したい。マウスが作り出した縦軸と横軸のパルスをArduinoで視覚的に数値にするところから始まる。この2つの要素を使って、上記の圧電ブザーを操作すれば、マウス操作によって変化する音が作り出せると思う。もちろんパルスモーターを制御するのも面白いだろう。マウスを2個使って両手で操作するとどうなるだろう?ワクワクする(w


私の様なおっさんの頭で数分考えてみただけでもこれ位の事は発想出来る。もっと若い頭で考えてみたら、突拍子もないアイディアが生み出されるに決っている。そういうアイディアがこれからの時代を作って行くのは言うまでもない。つまり若い世代にこういう「楽しさから始まる技術」を伝えていく義務が有るのではないかと私は最近考えている。

と言う訳で若い世代の為の人柱になってみようではないかという名目の元に、お金も無いのに(仕事が少ないからさぁ・・)Arduinoを入手してみようかと思っている次第である。でんじろう先生みたいに教えるのが上手かったら子供に教えるのも楽しいだろうけどなぁ。