私は現在Filemaker Pro 12を使っていますが、Filemaker Pro 12のウリの一つでもある、Filemaker Go 12用データベースの検証を行う為、Androidデバイスしか持っていなかった私が、iPhone 4を購入しました。もちろん中古です。

通信カードは使用しません。SIMカードはダミーなので通信はWi-Fiオンリーです。こういう用途限定の目的で入手したのですが、非常に状態が良いものを安く手に入れることが出来てラッキーです。

iPhone 5sがdocomoからも発売される事になったので、iPhone 5sがもっと普及してくる可能性が高くなりました。そうなると旧型のiPhoneが中古市場に流れてくることも想定内です。しかし確実にユーザーは増えるでしょう。そういう意味ではiPhone 4を中古でゲットは頃合いだったのかも知れません。

さて改めてiPhone 4を見ると、昨今各社から発売されているスマートフォンとは一線を画する違いを感じますね。工芸品というか、なんというか、そういうランクの違いを感じさせます。

もっとも、iPhone 4が使いやすいか?となると細部では微妙な所はありますが、両面にガラスを使ったり、周囲をバインディングする金属パーツの精度の高さ等、所有する満足感を満たすのは間違いなくiPhone 4だなと思います。iPhone 5は店頭のデモ機で何度か触れてみたことが有るのですが、iPhone 4に触れるのは多分初めてじゃないかなと改めて気づいた次第です。

コレを落下させれば一発でガラスは割れるだろうし、もはや日常的に持ち歩くことを前提とした通信機器である事を考慮しない位にこだわった製品づくりが、良くも悪くもAppleというメーカーなのは、Appleコンピュータという会社の頃から変わっていないと思います。私は元熱烈なMacユーザーでしたから。

それはさておき、iPhone 4を持ってみて思ったのは、手の皮脂が付着して、ベタベタ汚く見えるということです。特にガラス面に付着した皮脂は、ブラックの筐体と相まって非常に目立ちます。これは何とかしなくてはなりません。せっかくのゴージャスな造りが無意味です。かと言ってしょっちゅうフキフキしているのも間抜けですね(w

やはり、こうなるとフッ素コーティングの出番でしょう。

フッ素コーティングは、Nexus7でも使っていますが、タブレットというタッチ画面の面積が広いデバイスに保護シートを貼るのはちょっと自分のポリシーに合わないので、シートを貼らずにフッ素コーティングを使っています。明らかに指の皮脂の付着が少ないし、きれいな布で拭くと直ぐに取れるので、フッ素コーティングの効果は実感しています。

今回、iPhone 4にもスマートフォン用のフッ素コーティングを施してみました。ガラス面にこそフッ素コーティングが有効だと言われているのでこの選択は間違っていないでしょう。裏面にもガラスが使用されていて皮脂がべったり付着するので、iPhone 4にはフッ素コーティング必須ですね。

私はDN-SC01というコーティング液のスプレーとクロスが一体構造になっていて、ワンプッシュで一回分がスプレー出来るものを使っています。スマートフォンにはこれをワンプッシュで十分です。説明書には1プッシュで20回分の液量が入っていると記されています。

フッ素コーティングした後でも、素手で持ったiPhone 4にはやはり皮脂が付着してしまいます。しかし付着する量は少なくなりました。そして布で軽く拭き取ると簡単に皮脂が取れるので、ゴシゴシこする必要がありません。

私と同じく、iPhone 4には保護シートナシで使おうと考える人には必須アイテムですね。

もちろん、保護ケースを付ける等した方が万一落下させた場合の破損率を下げる事は出来ます。しかしこの製品は落下させたらもうお終いと言う類のものだと思います。落下させないように注意深く使う必要がありますね。なんて不便なものでしょう(w

こういうものを作らせたら、やはりAppleはピカイチだなと思います。深いところまでは突っ込みませんが、私がMacユーザーだった頃から何も変わってないんだなと思います。