正直に書くブログ

2012年9月からフリーランス活動開始しました。
今後もマニアックでも有用な情報を提供出来るように頑張ります。

エディタ

MIFES Linux版の試用版を使ってみた

またMIFESなエントリーでごめんなさいね(w

今回はMIFES Linux版です。私はLinuxをはじめ、*BSDなどのUNIX系のOSに実装されているコマンド(プログラム)が使いやすくて好きです。(Mac OS XはFreeBSD上で動いているといわれているので多分実装されているでしょう・・未確認)

特にテキスト処理が便利ですね。未だにプログラミングが出来ないので、そんな私にも自動処理、処理の効率化を提供してくれるこの仕組みは大好きなのです。

もちろん、Windowsにも便利なツールがあります。しかしそれは作ってくれるプログラマーさんのセンスというか、ポリシーというか、その上で使わせてもらっているという状態で、いまいちしっくり来ない場合が多いのです。故にコマンドライン、敷居の低いawk等のスクリプト言語に魅力を感じます。

さて、本題のMIFES Linux版です。先日MIFES 9のベータ2を検証していて、やっぱり便利なエディタだなと痛感したので、興味本位でLinux版の試用版を使ってみる事にしました。ダウンロードしてきて、パスが通っているディレクトリに実行ファイルを配置して、パーミッションを調整して、定義ファイルを調整して・・・実に簡単。

ところが・・・Ubuntuで操作してみたのですが、Gnomeターミナルで化け化けに文字化けします。MS-DOSな頃の様なコンソール画面で使用できるアプリなので、この化けは文字コードの問題だと、付属PDFマニュアルを読むと・・・EUCにしか対応していないと。

要するに、Redhat Linuxで言えば、6,7,8,9の頃、VineLinuxで言えば4.2まで、Turbolinuxの場合は・・・忘れた。

という訳でUbuntuで使用するには、Gnomeターミナルの文字コードをEUCに変更すれば一応使用出来ます。しかし日本語ファイル名などは化けまくりなので選択しても開けません。つまり使い物になりませんね。システム全体の文字コードを変更する方法もある様ですがそれはやりたくない。

という訳で素直にVineLinuxを使う方針に切り替えました。幸いVineは古いバージョンも未だに配布してくれていますし、リポジトリも生きてます。何しろ少し前まで「古臭い」と言われつつもEUCな環境に拘ってくれていた稀有なディストリビューションです。ついこの前までは、TEXとかのテキスト環境にはEUC環境が欠かせなかったですからそういうアプリを使う人にはありがたいディストリビューションだったのでしょうね。

さて、MIFES Linuxですが、VineLinux 4.2では見事に稼動してくれました。ついこの前まではこの組み合わせで使っていた人が結構いたんだろうなぁと思います。ところがGnomeターミナルはやっぱりあきまへん。バックスペースキーが効きません。DELキーと同じ挙動になります。加えて、F1キーでメニューが出ず、ターミナルのヘルプ画面が出てきます。キーバインドを変更すればF1については回避できますが。

という訳でkterm辺りをインストールして、ktermからMIFESを呼び出せば全く問題なく快適に使用できることが確認できました。

ただ、CSVモードとか無さそうなので、あくまでもLinuxでも慣れたMIFESが使用できるというニーズにしか支持され無さそうです。この環境は貧弱なので、これを求めてわざわざOSを変更する人は稀でしょう。まさに文字打ち職人(ライターとかプログラマーとか)限定のマニアックな世界ですね。

後はLinuxのエディタ(vimとかemacsとか)嫌いだーって人にも、エディタで苦労させない配慮にはなると思います。エディタで躓く人も多いでしょうからね。私自身vimは使えますが、emacsは全くダメですし。

しかし、もはや現役のLinuxディストリビューションで使用できないアプリケーションを1万円前後で販売しているのも、強気というか何というか凄いなぁと思いました。私は流石にコレは買おうとは思いませんね。半額の5千円でもキツいな。だって使い道ほとんど無いんだもん。3千円でも多分買わない(要らない)です(苦笑


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MIFES 9がCSVデータ編集の最強ツールになるかも!

MIFES 9ベータ版が公開されているので試してみた。理由はずばり、強化されたCSVモードの実装セル(列)内で改行されていても読み込める様になったそうだ

CSV形式のファイルを編集する際、Excelで回りくどい開き方と保存の手間を強いられ、うっかりするとデータが化け(型を変換される)てしまうという煩わしさに苦悩してきた。

比較的データ量の少ないCSV形式の処理にはCSVエディタが適しているが、データ量が多くなるとべらぼう遅くなるので、ネットショップの商品データCSVの処理には向かない。特にアパレル系は、一つの品番に色とサイズが存在するので、データ数はどんどん増える。

同様にJANデータの管理も、もはやExcelでは追いつかず、Accessに取り込んで行うことになっていた。当然ながら入出力の繰り返しで、型の変換を勝手にやられてしまうとうっとうしい事この上ない。

そこで私はテキストエディタ(EmEditor)を使用している。慣れてくると表になっていなくても編集できてしまうし、何よりも膨大なデータでもサクサクと処理できるので快適に思っていた。しかしその上を行くのがawk言語によるスクリプト処理で、簡単な手順をスクリプトに記したり、一行コマンドで処理してもあっという間に結果がファイルに出力されるので、もはや最強だろうと思っていた。(もちろんPerlやRubyなどのより強力な言語を扱えればそれにこしたことは無いが、私はプログラマーじゃないのでawkを扱うので限界だ)

しかしawkには致命的な弱点がある。1行=1レコードというルールが崩れると正しくレコードを認識できない。今時のCSV書式の常識では"ダブルクォーテーション"でフィールドを囲む事によって、途中で改行されていてもそれは文章中の改行だと判断させることになっているが、awkのパーサはそれを標準では理解してくれない。

そんなところへひょっこり現れたのが、CSVモードを洗練させたMIFES 9である。

テキストエディタという地味なツール故、知らない人も多いだろうが、MS-DOSな時代から販売されている強力なテキストエディタで、私が初めてPC(パーソナルなコンピュータという本来の意味で)を扱う様になった職場では、Dynabook J-3100にMIFESスクリーンエディタがインストールされていた。MS-DOSに標準実装のエディタ、EDLINコマンド(一行ずつ表示して編集)なんか使ってられないと痛感した。

あれから15年位は経っているだろうか?いまだにMIFESが生き残っている事に驚いた。想像するにプログラマー、ライター(もの書き)等の根強い支持を受け続けてきたのだろう。それだけ完成度の高い、洗練されたツールであると評価しても良いだろう。(MIFES 8でアクティベーションが採用され、ライセンスが厳しくなった事より、コアなユーザーにそっぽ向かれたという情報を見て、MIFES終わったなと思ったのをなんとなく記憶している)

そんなMIFESが9というバージョン番号を掲げて再び市場に現れた。アクティベーションは廃止、個人ユーザーなら1ライセンスで2台のPCまでインストール可能。USB版を作成する機能も付いているとか。

そして目玉は、進化したCSVモードである。これは圧巻であった。大容量データを開いた時のCSVエディタのどんくさい動きを、存在が無意味だと思わされる位に快適だ。なにしろテキストエディタなんだから動作が軽い。

某、ドロップシッピングの商品データCSVを落としてきて、MIFES 9のベータ版で開いてみた。流石に20万レコード以上、ファイルサイズにして250MBのCSVデータを開くと数秒はかかるが、開いてしまえば編集は快適である。やはりテキストエディタだけのことはある。

CSVモードに切り替える時は、セパレータ(カンマ)、囲み(ダブルコーテーション)等の指定をする。数秒でセパレータで区切られた表形式に整形される。今時のCSVの書式を正確にパースしてくれる。これならテキストエディタでも見やすくCSVデータを表に整形した上で編集できるだろう。ExcelでCSVファイルを開く際の型指定が無いだけでも手間とは感じない。

しかし、一行目(列見出し)を固定する方法が見当たらない。今回の試用では20万レコードを編集する。ならば列見出しの常時表示は必須である。特に状態フラグ等を表す列で、0か1の値しか持ってない場合は、どの列がどの項目なのか分からないと編集が出来ない。せっかく表形式に整形してもらってもあんまり意味がなくなる。CSVデータの編集ならではのニーズだろうがその配慮は欲しい。

まだベータ版なので、フィードバックで要望を2つあげた。実装されるかどうかは分からないが、CSV編集をする上で欠かせない基本機能なので期待をしている。

おそらく私はMIFES 9を購入するであろう。それは作業の効率アップが確実に期待できるからだ。職場で購入してくれるかどうかは分からないが、個人的に購入してででも使用するつもりだ。なにしろ扱うファイル形式が基本的にTXT形式なのだから、Offceアプリの様に互換性うんぬんをい気にする必要が無い。私はプログラマーでは無いが、SubversionやVSSとの連携によるバージョン管理機能も魅力的だ。

最後のブラッシュアップを開発元が決めてくれたら、ネットショップ業界でも欠かせないツールになりかねないパフォーマンスを秘めているだけに、かなり期待している。

本当はあんまり教えたくない情報でもあるが、MIFESの開発が中止してしまうとこれも問題なので、良いものには売れてもらわないと困るから紹介する事にした次第である。

日々、膨大なCSVデータを扱う人は是非、ベータ版(致命的なエラーにはまだ遭遇していない)の検証を行い、フィードバックを送って完成品の購入を検討していただきたい。

良いものが必ずしも生き残る時代ではないだけに、良いものはユーザーが口コミででも広げていかないといかないと思っている。最後は自分に帰ってくることだから。なんとなくでも興味をもってくれた方は、概要が読み取れる元麻布氏のレビュー記事を読んでみて欲しい。


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